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No.82: 「ひとを“嫌う”ということ」 中島 義道

2009.03.21.21:38

「ひとを“嫌う”ということ」
中島 義道




読書時間:50分

学者の書いた本ということで、もう少し嫌うということについて色々と論をいじくりこねくりひねくりまわしてぐりぐりした本だと思っていたが、基本的には作者のエッセーという感が強い。
そういう意味もあって、読んだときは拍子抜けしたというか、まず最初に思ったのは「うわ、なんだこの駄目人間は」という身も蓋もない感想である。
彼は家族(妻と息子)から嫌われており、それが主原因となってこの本を書くに至ったそうだが、少なくとも彼が書く展開だけを見るに嫌われてもしょうがない。ものすごい勢いでしょうもない、というか、親としてそれはなしだろ~と僕の価値観では突っ込まざるを得ないことを結構容易に達成してしまうのがこの人なのである。

そこら辺のところに驚いていたが、それを飲み込んでしまえば一人の例としてとても興味深い。
人を嫌いになるプロセスについてもちゃんと言語化されてリストにされており、そこら辺も参考になった。
普段僕は自分とあまりに価値観が違う人の本はなかなか読まないので、このように僕と価値観がだいぶ違う(それでいて憎めない)著者の話を読むことが出来たのは興味深い経験として消化できると思う。
いや、それとも消化しないほうがいいのか、そもそも消化することが出来ないものなのか?
この本を読んだ結果として、ぐつぐつに煮えたぎった大便がお尻の穴から「こんにちは」してくるような気もする。

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