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No.110 村上 陽一郎 「科学・技術と社会―文・理を越える新しい科学・技術論」

2009.04.12.15:27




読書時間:1時間

最近メモを取っていないせいか、結構まったり読むことが大きい。
これはメモを取ろうとすると本当に自分にとって必要な情報を抜き出そうと頭が働くため、その分読書の際の効率性が上がるのだろう。他方、理解という側面においては自分なりに考えながら読むということも大事なことではあるので、そこら辺は使い分けという話になるのか。勿論、僕のこの考えを覆すほどの認知レベルに言った場合はこの限りでなく、速度と深度を両立させることも可能になるのであろうが。

さて、僕は自分でも意外なことに村上陽一郎氏のまとまった著作を読むのは今回が初めてである。
(入試問題にちょくちょく使われているので厳密には初めてではないけど)
この本の内容は以前読んだ「トランス・サイエンスの時代」という本とかぶる内容も結構あるのだが、より理解を深めることが出来るという意味でこういった同一テーマの本を何冊も読むというのは効果的だなと自分で実践してみて改めて気付かされた。

内容のほうはこれから自分でも考えを出してみたりして深めていきたいと思うが、一番驚かされたのは科学と技術の違いに関する記述である。僕は今まであんまり科学・技術を差異化させていなくて、よく巷で言われる”科学技術”みたいな合成語にも疑問を感じていなかったのだけど、氏によるとこれらは原義的にも違うものであるとのこと。しかし近年においてその垣根が取っ払われてきていることは指摘している。

このコンテキストの中では、日本というのは科学立国というよりやはり技術立国といったほうが正しいのかもしれない。実際、工学なんてのは本書によると「つい最近まで日本以外では大学の学問として正しく扱われていなかった」そうだから(意外にも工学を大学のひとつの学問として取り入れたのは日本が初)、科学と技術の違いというのは日本ではあまり明確化されてこなかったんだろうけど、自発的な探究心をベースにして育ってきた科学と、時代の要請などに合わせて育ってきた技術というのはやはり違うものなのだろう。そして、現代においては科学の技術化(時代の要請に合わせて~)が進んでいる、と。

まだまだ僕の理解はつたないのだろうが、これから本を読み、輪読に参加し、クラスで討議を重ねていくことで自分の理解をどんどんと深めていきたい。

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theme : 読書メモ
genre : 本・雑誌

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一般法則論のブログを読んでください

2009.04.12.16:00

 一般法則論のブログでも科学のことを考えています。
  読んでいただけるとありがたい。
   一般法則論者

2009.04.13.00:40

お、なんか面白そうですねー。
ちょっと読んでみたい。
船井幸雄氏は、まともだったりとんでもだったりするから困ります。(笑)
斎藤一人さんの比じゃないからなぁ…あ、いぱんてきなとんでもにも言及してるからか、フォトンベルトとか。
まともな部分はいいと思います。(斎藤一人さんが好きな著者3人のうちの一人だし、神田さんも本1冊お勧めしてましたし)

あ、PRW、MM関連の情報がきたので、一応念のためはっときます。
http://www.youtube.com/watch?v=WMHM1e-3KWg&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=caW8PE8mDwY&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=OQgRJMYa1Pc
ロジカルと組みあわせていいもんなんですねぇーって、マインドマップ問題解決とか、マインドマップの補助ツール程度になっちゃいそうですね(^^;
個人的に3つ目はロボットで有名な人なんで、お!と思いました、内容は…微妙なとこですが。

2009.04.13.09:16

>>一般法則論者さん
どうもです。少し読ませていただきました。

>>ヴァンさん
船井さんはいろいろな意味であなどれない人ですね(笑)
情報はっつけてくれてくれて感謝です。ここら辺は最近ホットですが、イメストとかホットになるときはくるのだろうか。
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