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No.123 下條 信輔 「サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ」

2009.05.12.23:06



再起性:☆☆☆
読書時間:1時間

僕の関心範囲が認知心理学に偏っているということもあるけど、この本は間違いなく名著だと思う。

そもそもこの本を最初に手に取ったのは高校1年かそこいらの時で、そのときはamazonでなんか評価高いし取ってみるかな程度だったことを覚えている。読んだ感想としては「とにかく難しい」。
なんだかよくわからんぞ、という認知心理学に対する原初体験は思えばこの本によるところが大きかったかもしれない。とりあえず読み通すことは読み通したが、今日読み返してみるまでこの本の内容について顕在意識に引き出すことは出来ないレベル程度のものだった。

そして今日読んでみて、あの頃よりもはるかにこの本を理解している(あるいは理解している気になっている)自分がいることに気付く。
今まで自己流ながら心理学の知識の断片に触れてきて、この本の言い方でいうならば「無意識の海」にある知識の数が溜まってきたのだろうか。というか今これを書いて思ったが、僕が普段から人間の意識の形として描いていたものはこの本に書かれていたことそっくりだった。無意識って怖いとリアルに体感。

さて、この本で書かれている知見はどれも興味を引くものであるが、最近の僕の興味関心で言えば特に以下の点が気になった。

①人間は多面的な生き物である
僕も別に一面的な生き物であると思ったことは少なくともここ最近はあまりないのだが、どうも世の中には一本筋を通し続ける生き方を自分に強いなきゃいけないと感じている人が多いと思っており、自分も多少その気配に流されそうになっていたので良い刺激になった。
この点はこの本の一つ前の読書メモで書いた「疲れすぎて眠れぬ夜のために」にも書いてある。

②左脳は既に起きた結果から理由を推察する
これは恐るべきことである。
つまり僕らは原因を認知することもなく、あとでその合理付けとして理由を推察しているのである。
これによって原因の帰属に誤りが生じてしまったりするわけで、このことは心の中に特大の文字のメモで書き記しておかねばなるまい。

③サブリミナル効果うんぬん
最近フォトリーディングに関することを扱っているものだから、その理論の根底にあるサブリミナル効果についての知見を拾えたのが良かった。
wikiにも書いてあるけどサブリミナル効果が存在しているのはもう間違いのないことで、あとはその条件とか強さとか、そこ等辺のところが議論の対象らしい。
僕は2日くらい前までサブリミナル効果って本当にあるの?とフォトリーディングをしている身なのに思っていたんで(そしてそのせいで効率が落ちていたので)とてもありがたかった。
なお、この本はサブリミナル効果についてだけ書いてあるわけではないので念のため。

というわけで自分のための読書メモなんだけど、どちらかというとこの本は大勢の人にオススメしたい感じ。素晴らしいっす。

theme : 読書メモ
genre : 本・雑誌

comment

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ありがとう

2009.05.13.02:46

オススメとのことで、早速購入しました(ちゃんとアフィリンクからw)。
ありがとう。

2009.05.13.07:34

かたじけないです。
初めてのアフィリンクだ。わーい!
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はらわたに秩序。

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