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No.126 下條 信輔 「サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代」

2009.05.20.10:55




読書時間:1時間

前著「サブリミナル・マインド」を直前に読んでいたのである程度は理解しやすかった。
ただ、扱う内容はサブリミナルマインドに似てはいるものの、新たな著者の知見が色々と書かれているため遜色はあまりないように感じた(特に後半部)。

内容の中で一番心に残っているのは作者の暗黙知に対する知見だろう。
従来の顕在意識-潜在意識というくくりではなく、潜在意識-前意識-潜在意識というくくりのほうが情報の処理のプロセスとしては正しいような気がするということを著者は論じている。
最初、この概念がよくわからなくて(今もわかっていないかもしれないが)もやもやしたが、時間を置いて考えてみると確かにそれもそうかもなあという実感。

また、潜在意識の海の部分が人格形成に大きな意味を及ぼすという意味で、「忘れる」ということの有益性を指摘しているのも凄くよかった。
僕はそれなりに本を読むほうだが、読んで内容を忘れてしまった本でも、自分の実になっているということなのであれば僕は安心して読書をし続けることが可能になるであろう。やったね。

ただ、忘れるということが潜在意識へのコネクトに繋がるということは(こうは書いていなかったかもしれないが)、結構危ういことのように思える。
人間嫌なことがあると必死に忘れようとすることがあるけど、それはつまり潜在意識に押し付けるといいうことを意味している。
潜在意識にあるものが(顕在意識以上に)その人の人格形成に影響を及ぼすのだとしたら、やはり問題というのはなるべく顕在意識にあるうちに処理するべきタスクなのだろう。
潜在意識の情報による変異というのは、顕在意識というそのオブジェクトへの扱い方そのものに意識的に変化を加えるプロセスを逃してしまったことにより、自分自身の扱い方、思考に変化を加えてしまうということだと思うからだ。

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theme : 読書メモ
genre : 本・雑誌

comment

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2009.06.08.21:48

関係ないんですけど、トマトさんはイメストのとき説明しているのは、
瞼の裏の映像ですか?それとも頭の中?
俺は頭の中の映像でやっててあまり効果感じなかったから瞼の裏のほうがいいのかなと思ってます。

イメストスレ書き込めなくなってますね。

2009.06.09.22:39

はじめまして。

普段あまり意識したことがありませんでしたが、今やってみたところまぶたの裏でやっているみたいですね。頭の中はちょっと難しいです。とはいえ、2つの映像を同時に描写するときには身体的なイメージを使い分けると上手くいくかもしれません。

掲示板の書き込みについて、教えてくださってありがとうございます。最近見ていなかったのですが、何かあったのでしょうか。

2009.06.14.20:59

身体的なイメージのレベルまで俺はまだいってませんが、まぁがんばってみます。お返事ありがとうございます。これからもちょくちょくお邪魔させてもらうかとおもいます。

2009.06.14.22:04

2つのイメージの並行処理に関しては、日ごろ2つの映像を同時処理する癖をつけておくと可能になりそうです。
たとえば、パソコンで同時に二つの映画やアニメを流しておいて、それらを同時に処理出来るようにするとかですね。
僕も7月に入ったらそういうことをやっていきたいと思います。

書き込みありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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