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対話146 高野 秀行『異国トーキョー漂流記』

2009.06.14.11:29




読書時間:30分

作者が日本に訪れたあまりにもファンキーな外国人たちの付き合いをまとめた文庫本。
内容もさることながら、文体も面白いし、作者の視点も素晴らしい。

僕が最初にこの本を買ったのはICUに初めて見学をしにいった高校3年の冬で、確か三鷹駅にある本屋でなんとなく時間を潰したいなと思って手に取ったのが本書だ。

あれからなにげに結構な時間が流れたが、その間におそらく僕は4回は読み直したに違いない。
読みやすく、面白く、それでいて少し心に残る。
自分が何かの体験記を書くならば、このくらいのクオリティで書きたいと素直に思わされる本。

あと、この本の重要なところは「視点の変化」ということに触れているところだと思う。
作者は外国人たちと街を歩くとき、自分を日本人ではなく外国人のように思って街を眺めるという。
だからこそ、そのときに浮かび上がる光景は「東京」ではなく「トーキョー」であるのだ、と本書で作者は言及し、それがタイトルになっているのだ。

僕も奇遇ながら、どこかの観光に行っているときは自分の視点ではなく、外国人のような気持ちになって物事を見る癖が高校の修学旅行くらいからあったので、なんとなくシンクロニシティを感じてしまったた。

ともかく、良い本であるのは間違いないので、暇な時間があったら是非読んでみて欲しい。

theme : 読書メモ
genre : 本・雑誌

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