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対話170 カトリーヌ マラブー『わたしたちの脳をどうするか―ニューロサイエンスとグローバル資本主義』

2009.07.14.00:46




読書時間:1時間

●神経哲学と僕
僕が興味を持っている「神経哲学」という分野に属すると思われる本。
神経哲学というのは脳科学を土台に哲学をする、あるいは哲学的な見識から脳に切り込むということを指すと個人的には解釈しているが、そこから考えるとこの本は哲学→脳の後者に当たると思われる。

●可塑性というキーワード
最近色々なところで可塑性という言葉が取り上げられている。この本の主軸はそのまさに可塑性に当てられており、脳の可塑性から思想ひいては社会構造にまで思考が及んでいる。
可塑性という言葉はプラスティシテの訳語で、つまりプラスティックということなのでやや誤解を生みやすい。また、柔軟性とも混合しやすい。真相は固定性と柔軟性を同時に持つということであるように思う。そこ等辺の微調整のため、僕らは多分ビジネス書とかを読み漁ったりしているのだろう。

●何故哲学は脳科学を無視するのか
本書で指摘されているところで興味深かったのが、哲学者のほとんどは以前として脳科学という分野を無視して探求を続けているということである。特に認識論なんて科学的な知見を用いて何ぼだと思うのだが、一部の(というか大多数の?)哲学者はあまりサイエンスな部分に着手しないらしい。

確かにそれは大変な作業であると思うし、自分でそれが今後上手くできるかについての保障なぞまったくない。なさすぎるくらいない。しかしながら、やはり一学生としてはそこに「哲学」にのめりこめない原因があるのかなと思う。使える知識があるならそれらを全て取り込んで論に活かしたほうが単純に良い気がするし、自分の力の及ぶ限りそのような姿勢を今後もとっていきたい。

theme : 読書メモ
genre : 本・雑誌

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