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対話174 エドワード・W. サイード『知識人とは何か』

2009.07.14.01:32




読書時間:40分

●僕と社会科学
僕は人文的なものや自然科学的なものに比べ、学問上社会科学に分類されるようなものを相対的に読まない。
高校までの頃などは特にそのようなことはなかったと思うのだが、いつの間にかそういう特性を獲得しつつあるようだ。

そういう背景もあって、社会科学的な内容と深い関わりを持つこの本の中では若干理解が追いつかないところがあったりした。
ただ、そういう読書上の問題はあったものの、ここで語られる知識人像には共感できるところがあったと思う。

●アマチュアとマイノリティ
本書によると知識人とはどこにも属さず、個人に帰している。
そしてプロではなくアマチュアだ。
それはプロというものが社会のシステムと結びついているからということだろう。
何事もプロになったほうが偉いと思ってしまいがち(そしておそらくそれは正しい事が多い)だからこそ、アマチュアでいつづけることの意義を再度考えさせてくれた。

また、それはすなわちマイノリティであり続けるということでもある。
マイノリティとは僕にとって興味深い範囲の一つで、というのも僕自身が多くの人間と同じようにマイノリティ的な部分を持っていると強く意識しているからかもしれない。
自分にマイノリティ意識がありしかもそこに美学を見出しているのでマジョリティには加わりたくない、しかしながらマイノリティでいることにはあなかなか困難が付きまとったりする。
ちょっとこの本の内容全体をマイノリティ論に帰すのには無理があると思うけど、その観点から見てもこの本を読むことで励まされるものがあった。

theme : 読書メモ
genre : 本・雑誌

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