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対話183 デニス・メドウズ『成長の限界 人類の選択』

2009.07.18.00:34




読書時間:1時間

●読むまでの背景
藤沢烈さんにお会いした時にいただいた本。あれから少し放置してしまっていたが、夏休みで時間もあることだしこういうタイミングじゃないと読まないということでついに読んだ。最近自分に”社会科学分”が足りていないのではないかという懸念もあったので、こういう種類の本を読めて良かったと思う。

●”幾何級数的に増大する数”と”遅れてくるフィードバック”
本書の中で特に興味深い指摘が”幾何級数的に増大する数”と”遅れてくるフィードバック”である。人口増加などは間違いなく幾何級数的に増えていくものだし(たとえば2,4、8というように)そこの点はふんふんと読めた。しかし”遅れてくるフィードバック”については普段なんとなくそれを感じながらもあんまり明確化して感じていなかったという点で非常に良い指摘だなと思うことが出来た。

遅れてくるフィードバックというのはその行為をした瞬間ではわからないが、遅れて様々な事象が引き起こされるということである。これは地球単位の話でも言えるし、個人の中においても言えることであると思う。中松博士がイグノーベル賞を取った「食べた食事の効果は3日目に表れる」という説はあまり知られていないけど人間のフィードバックの遅れを表す良い例だし、ウェンガー博士のトレーニングでも最大効果は3日目に表れるとされている。この点を認知しているか、フィードバックは常に遅れてやってくるということを認知しているかという点でかなり人間は差が付いてしまうような気がする。

人間、やったらすぐに効果が出ることを望んでしまうものである。また、この本でも指摘されているように行きすぎたことをやってしまっても効果が表れるまで時間がかかるため、気づいたら手おくれということがミクロ的(人間個人)にもマクロ的(環境全体)にも起こる。思うにゲームが人気を博すのはフィードバックがすぐ来るからというのが大きいのではないか?あと、行うことそのものにに可視性があるというのも大きそうだ。
逆に、物事にゲームに向けるような熱中性を発揮するためには「フィードバックが遅れてくるということを認知しそれを可視化させる」ことをすればよいのだなと思う。

theme : 読書メモ
genre : 本・雑誌

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