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対話209 P. センゲ, O. シャーマー, J. ジャウォースキー 『出現する未来』

2009.09.24.16:42




個人的読み易さ:B (ダイアローグをベースにしているので多少読み方を変える必要がある)
読書時間:50分


一言で雰囲気を述べるならば、ニューエイジ的思想をもった経営哲学書とでも位置づけられるだろうか。
ただ、これからの経営スタイル、ひいては生活スタイルを考えていくうえで、この類の話は一度通っておいてもバチは当たらないと思う。

本書に出てきた記述の中で特に面白かったのが「優れた経営者はなんらかしらの天啓を受けたという感覚を持ったことが在る人が多い」というもの。
その解釈は人によって宗教だったり宇宙だったり、あるいは大脳辺縁系への刺激だったりするのだろうけど、そういう風に割と一部の成功者をプロトタイプ分けできるというのには興味深い。
そりゃあ天啓があれば頑張るよ、というか、天啓がないと別に頑張らないことが多いよ、とか。
故に優れた経営者になりたければ、なんらかの天啓を受けられそうな機会を多く設けるということはそれほど遠回りではないのかもしれない。

あと、いわゆるニューエイジ的な思想の書物を読んでいつも思わされるのが個人においての体験と、それを他者に伝達することへの危険性である。
この場合の危険性というのは二つの意味があって、ひとつは他者に自分の神秘体験などが否定されることによって以前の力を発揮できなくなること、そしてもうひとつが安易な解釈を生んでしまい、カルト的思想や擬似科学を生み出してしまうことだ。

本書の最後にも、日本の特にネット上でぼこすこに叩かれている江本 勝の「水は答えを知っている」が登場する。
少なくとも現在の科学技術ではこれが怪しいのは結構明確だと思うし、僕自身もこれをテーマに簡単なペーパーを書いたことがある。

しかし、おそらく水が感情を理解するというその世界観自体は、当人にとっては大きな意味を持つことが多いのだ。
そしてその結果、当人に対してはなんらかの作用をもたらすに違いない。
そしてそれでメリットを受けることが出来るのであれば(精神的高揚感でも悟りでも)、それは確かに疑似科学と突きつけるだけでは納得しない人が出てきてもおかしくはないのだろう。

ここのところのバランス感覚をどうするのか?というのがここ最近の僕の悩みでもある。


とりあえず、本書を読んで道教とかも面白そうだなと思ったので、今度はそっちの方向の読書も試していきたい。

theme : 読書メモ
genre : 本・雑誌

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