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対話226 ジャック・アタリ 『21世紀の歴史――未来の人類から見た世界』

2009.10.11.12:16




個人的読みやすさ:C (ただ、ひとつひとつ想像しながら精読したので時間がかかった)
読書時間:2時間以上

この間藤沢烈さんに「ジャック・アタリまだ読んでないの?」的なことを言われ慌てるようにして手に取った本。

最近彼の影響もあって将来世界がどのようになっているのかということにとっても興味がわいてきているんだけど、その「世界がどうなっていくのか?」という問いにひとつの意義深い答えを描いてくれているように見える。

ジャック・アタリはこれからの時代娯楽と保険が伸びる、ということを書いているけどこれは本当に間違いないことだと思う。
今日本ではCDの売り上げがどうだこうだとかはやっているけども、ウェブが進化していく過程で新しい芸術の形というのはぼこぼこ出てきている。
ウェブという表現媒体が出来ただけでこれからなのだから、ウェブ以外のなんらかの表現媒体(この本の指摘にのっとれば脳科学技術)が生まれれば本当に現在では想像もつかないような表現が生まれてくるのだろう。

一方保険についてだが、これは素直に岩瀬大輔氏の先見の明がやばいなと思う。
(岩瀬大輔さんとは一時期ハーバード留学記というブログで一部で有名になった、現在では保険会社を立ち上げてやはり一部ではとても有名な方)
保険には今のところあまり関心がなかったのだけど、どんどんと人間が孤独化していく時代、伸びてくるのは必然かなと思う。「安心」とか「時間」とかいった概念はいまだ人類がきちんと攻略できた問題ではなく、そこに需要は山のようにあるのだ。

「ノマド」という概念にきちんと触れられたのも良かった。
僕の周りではこの単語を使う人がちらほらいたのだけど、この本を読んでそれが何を意味するのかより具体的にわかった。
ノマドとは遊牧民的性質を持つ人のことであり、ありたいていに言えば国家に属さない人である。
これからの未来、その国にいる理由は単に言語的に通じるからいるだけというものになっていくに違いないとジャック・アタリは指摘しているけど、ここらへんは移民大国であるフランス出身の著者らしい指摘だろうなと思う。少なくとも日本からこんな意見が出てくるのはうん十年も先の話だろう。それが良いか悪いかは別にしても。

theme : 読書メモ
genre : 本・雑誌

comment

Secret

2009.10.14.15:36

おお、なんか面白そうな本が!
そうそう、娯楽はもう、セカイカメラとかすごいですからねー、そういう系が延びるのは目に見えてますよね。
保険は、最近いいらしいと噂で聞いてたので(株から保険にうつった友達が)いいみたいですが、あんま詳細は聞いてないというか、特定の会社なので、むー。

あ、前回書き忘れましたが、フォトリーの正しいステップを踏むのは、専門外の分野とかだといいんですね!
一度虚数の情緒あたりで試してみてください。(爆)
値段的に高いけど、ページ数で割ると、4冊購入したより若干安いぐらい、です。(そう考えると神話の法則は高いなぁ)
音読効果は、この本からも影響受けてたりするので。

2009.10.15.23:55

娯楽がどのように変化していくのかっていうのはひとつの研究トピックとしてとても好奇心がそそられます。

虚数の情緒とは、もう名前だけでおなかいっぱいな感じなんですが(笑)気力があるときにでも試してみたいと思います。
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