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対話234 島田 雅彦 『小説作法ABC』

2009.10.19.11:45



個人的読みやすさ:C(小説の例が多い)
読書時間:1時間10分

ちょっと前、ある日突然小説家になろうと決めた僕はありがちに2、3作ほど作ってネットに投稿してみせてそこそこの反応を得たけども、ある小説を書いているときに行き詰まり、結局そのままやめてしまうというありがちな展開を見せた。

ただ、ずいぶんと小説というものから離れてしまったけどなんだかんだでまだこんな本を読んでいるということはまだ未練があるということなのだろう。というよりはむしろ僕自身が小説家という生き方に向いているのかを調べるために読んだといったほうが良いかもしれない。

この本はその「小説家になぜなるのか?」という問いにもちゃんとある程度の解を与えてくれているし、「どうしたら素晴らしい小説を作ることができるのか?」ということについても解を与えてくれている。いくつも例を引っ張りだしてわかりやすく項目別になっているということもあり、以前読んだhow to小説みたいな本よりも個人的な印象は良かった。

僕にとっての「なぜ小説を書くのか」という問いに対する一つの答えなのだけども、自分の中にある一つの人格を成長させるため、形成させるためというのが一番近いのかもしれない。モデル思考という頭の中で他人の中に入るというイメージトレーニングも最近はずいぶんご無沙汰ではあるけど、僕は根元的にこの”召還魔法”の体系が好きで、自分の中に拡張した世界を作りたいのだと思う。その一つの手段としての小説、と考えれば、なんとなく僕が小説を書くことに未練を感じるのも我ながらわかる気がする。

小説のスタイルにもよるだろうけど、小説をかくということは他者の視点を獲得するということにもつながる。文字という健在意識から来る媒体を描くことによって、その潜在意識を自分の血肉とするような行為ということができるのかもしれない。

theme : 読書メモ
genre : 本・雑誌

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