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対話274 斗鬼 正一 『目からウロコの文化人類学入門―人間探検ガイドブック』

2010.01.24.11:17




個人的読みやすさ:A
読書時間:40分~50分


 分類はすべての思考、行動の基礎である。人は動く動物であり、すべての行動が行われる空間が、分類、評価され、行動が決められていなければ、いちいち考え、決めなければ鳴らず、どうにも行動しようがなくなってしまう。自由というのは実は、ある意味で人が生きていくうえで一番困ることなのであり、空間に関しても文化は、いちいち考えなくても済むように、頭の省エネを可能にしているのである。(p.44)


文化人類学に関する入門書、というよりはどちらかというと紹介書といったほうが近いかもしれない。

 この本の中ではいくつかの興味深い文化に関する指摘と、たくさんの興味深い事例が紹介されている。
文化を相対的に見るにはやはり自国の文化に浸かっているだけでは難しいわけであって、そこでフィールドワークの重要性などが増してきているのだろう。

 個人的には穢れ・汚れという概念(文化が加わっているものを美しいとし、そのままのものを汚いというすること)、境界という概念、非神経質であることこそ国際化の条件ということにはっとした。野生であることはやはり文化の前では汚いことになるわけで、勿論あえて文化へのカウンターカルチャーとして野生というものは文化に取り込まれて生きていくことは可能なんだけど、前提的には文化というものが先にくるよう僕らは教育されているのだなと感じた。

theme : 読書メモ
genre : 本・雑誌

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