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対話289 山田 雅夫 『スケッチは3分』

2010.02.21.18:12




個人的読みやすさ:A
読書時間:30分


 モノを描く場合の原則は、「最も手前の部分から描きはじめる」です。手前の部分は、自分の目にもっともよく見えているわけですから、そこから着手するのがふつうです。(p.140)


 イメージについて日ごろ考えていると、やはり実際に絵を描いてみるというのがどうしても意識に上がってくる。しかしながらもはや僕にとって絵を描くというのは半端ない敷居の高さを醸し出しており、うかつに近づくことすら出来やしない。んではどうすんべか、というところで筆者は「絵を描くということに対してそこまで敷居を高く感じる必要はないし、一つ一つに時間をかけなくていいんだよ」と言ってくれる。

 本書の中で、これが最も言いたいことなのだろうと僕は思う。
 スケッチというと「数時間以上かけて描かなければいけないもの」というパラダイムを変えてくれるという点で、この本は相応のインパクトがあった。
 僕は一つの動作をずっと長い間続けていることはあまりない(小さい頃やっていたカードゲームだけは別)ので、スケッチのような時間のかかりそうなものに対する抵抗感があったのだけど、この本はそれを見事に払拭してくれる。そして僕はこう思うのである、「僕にもスケッチをすることが許されているのか」と。
 
 この本を読んですぐさまスケッチをしたくなったというわけではない、でも自分の人生の可能性としてまだまだ絵を描くということが許されている、そのことを確認できたことがこの本を読んでみた最大の収穫だった。

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