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対話291 佐藤 泰正 『速読の科学』

2010.02.22.16:33




個人的読みやすさ:B
読書時間:20分


その結果、読書速度は大いに向上したが、はじめから速い読み手の速度進歩率は、つねに高かった。(p.167)


 僕の生まれた年に発行されたらしい速読本。
この潜在意識の活用をうたった本が全盛期の時代としてはやや古臭く、なおかつ速読のスケールが小さいように見えるけど、最も実用的というか現実的な速読、というとおそらくこの程度を示すのだろうということがわかるよい指標だったように思える。

 速読に関する本は僕もちょこちょこ読んでいるので全体的に被る知識が多かったけども、それでもこの本のようなちゃんと測定と評価を統計的に行っている本が同じことを言っていると説得力を感じる。たとえば上に引用した部分もそうだし、女子のほうが訓練後の改善度が高いというデータ(p.191)、訓練をする前にトレーニングをする意義や効果を話し合った場合の効果の上昇について(p.168)、小学三年生までは音読のほうが読むのが速いという見解(p.91)などもなかなか興味深い事柄であった。

 精神的に速読を促すためにはこの本の内容はあまりにもごてごてしてたり不恰好だったりするのだけど(そもそも統計的な基礎知識がないとわからないところがちょこちょこある)、無意識本か何かを読んであまりにも高い目標設定をつくってくじけたあとに、この本を読むと別に自分が特別劣っているわけではないんだな、という風に認識できてよいかもしれない。

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