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対話306 池田 光穂 『医療と神々―医療人類学のすすめ』

2010.03.17.19:52




個人的読みやすさ:C
読書時間:50分


またニューギニアでの研究が指摘するように人間はかなりの低タンパク摂取に適応することができるので、世界的な標準から外れた食物摂取の<普遍的な>劣悪さを設定し、<理想的な>食事があると考えるのにも問題がある。


 来学期に開講される医療人類学というフレーズに興味を持ち、「んでは医療人類学ってなんじゃらほい」ということで全体的なことをなんとなく網羅しているのではないだろうか、というような本を読んだ。

 この本の構成はなかなか面白く、1部が医療に関する世界各地の神々、そして2部に医療人類学とはどんなものであるか?というのがやや専門色濃く概説されている。不幸なことに、僕自身にあまり神に関する知識がなかったので、あまりにも有名な神々以外は「そんなのもあるのか……」程度に軽くスルーしてしまわざるを得なかったのだが悲しかったけど、それでも医療に関する神々は一つの文化においてでも無数に存在していることがわかった。あるいは、昔はばらばらだったものを僕らが医療、と一まとめにくくってしまっているだけかもしれないけど。

 さて、上記の引用についてだけど、医療人類学の概説を読んでいて面白いなと思ったのはそれが食物の摂取などにも及んでいるということ。確かに僕らは公式的に正しい食物の取り方、というものをついつい信じ込んでしまうけど、多かれ少なかれ人によって違いはあるわけで、最終的には一人一人に違う食物のとり方、もっといえばそのときに一番適している食物をとるのが良い、ということになるのだろう(人間は数年すればほとんど肉体的には入れ替わってしまうわけだから)。んではそれをどうやって判断するのか?ということになるのだけど、究極的に考えて、これはやはり知覚・本能を磨くしかないのかなあという気がする。

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