スポンサーサイト

--.--.--.--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

下流社会 新たな階層集団の出現 (新書) 三浦 展 (著)

2008.12.20.00:08

下流社会 新たな階層集団の出現 (新書)
三浦 展 (著)



読了。
随分前のベストセラーなので今更読むのもいかがなものなのかとも思ったが、安価で手に入ったということと最近いつの間にかキーワードになっている下流という言葉に興味をもったので(これ誰がはやらせたんだろう?)目を通してみることにした。

悪い点から。
とりあえず読んで思ったのは随分この本は恣意的であるということ。
分析をしたい、というよりは自分の印象のために適当に分析をそこら辺からはっつけてそれっぽく見せるという、よくありがちな現象がこの本の中でも行われている。

また、だらしがなくて未来もない若者、ということをあらわすためにプライオリティシートで寝ている若者とか路上で座っている若者とかを写真に写している。
別に若者たたきの本ならそれはそれでいいと思うんだけど、だったらもう少し私はこういう立場ですというのを明示したほうがフェアなのではないかなーと思う。

良い点。
本書は人間(特に新人類と呼ばれる世代より上)をカテゴライズしており、かなり大雑把だけども(そしてそのことに対する補足の言葉もあんまりないけども)全体像を掴む程度の効果は感じられる。
また、団塊世代の横浜・川崎在住者は「上流意識」がとても高いということを知れたのもへええって思った。
だんだんと金持ちが住んでいるエリアは変わっていくのね。

その他、出会う人間も同じクラスタ、レベルの中だけで、っていう傾向が強くなっているのではって言うのはそうだなあと思った。
まあこれは昔からそうだったんじゃないのー?とも思うけど。

・幸せのモデルの種類が増えたわけでもないのに、生活形態だけがいたずらに増えてしまったので人々が幸せを見失っている、というのは(現実問題としてはともかく)思考遊戯としては面白かった。

・下流社会とか上流社会とかいうキーワードを使うのならばもう少し定義をはっきり記載したほうが親切だなあと思う。

theme : 読書メモ
genre : 学問・文化・芸術

comment

Secret

twitter
プロフィール

×÷

Author:×÷
はらわたに秩序。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。