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対話351 立花 隆 『青春漂流』

2011.08.05.14:23



読書時間:50分
個人的読みやすさ:B


「(略)若いときは、大きな決断も、意外にあっさり下せるものなんですよ」(pp.31)

学校の先生になるのと、サルの先生になるのと、どちらがよいか考えてみい。学校の先生はなんぼでもおるが、猿の先生はおらん。おらんから第一人者じゃ、なんてこともいったですね。(pp.67)

「(略)全部生き餌じゃなきゃなりませんから、まず見つけるのに苦労します。比較的安易に手に入る生き餌は不要になったペットの犬や猫なんです。これを鷹にやる前に、金槌で頭をブチ割るんです。沓沢さんとこでは昔からそれをやってるもんで、それ専用の大きな岩が庭先に置いてあって、犬猫の血がしみつき、いつも犬猫の頭を置く場所が金槌で何度も叩かれて凹んでいるくらいです。そりゃ気色が悪い作業ですよ。頭をガンとやると、目玉がビュッと飛び出すんです。もともと動物が好きですから、これは何ともつらい仕事でしたね。」(pp.169)

「そのときウサギがギャーッ、ギャーッと悲鳴を上げたんですね。ウサギというのは、普段は全く音をたてることがないんですが、死ぬときだけ、すさまじい断末魔の悲鳴をあげるんです、それで、それを聞いたとたん、ああついに、オレのカブ号が獲物をとったんだと思って、もう立っていられないくらいの感動に襲われました」(pp.169-170)


 鷹狩に関する話は全体的に文章的ブラクラ感が高くて焦ったが(こんなところに貼ってごめんね)、全体的に自分が普段ほぼ100パーセント接することのないような職業の人たち、しかも自分で道を切り開いた(開かざるを得なかった)人たちへのインタビュー集なので得られるものは多かった。

 こういう本を読むと、自分自身がこれから先どういう人生を歩んでいくべきか?ということに一つの疑問を投げかけざるを得ない。僕は今のところ教授になりたいと思っていて、それはそれでかなりリスキーな人生ではあるんだけど、しかしそれでも社会的地位があって、色々と保障されている世界だ(職さえ得れば)。それを目指すことに特にそこまでの疑問は本書を読んでみたところでないけれども、しかしそれ以外の可能性は果たしてないといえば多分それは嘘になる。教授を目指すことは良いこととして、しかしセカンドオプションの可能性を閉ざして生きることは良いことではないはずなのだ。

 自分がなぜ教授になりたいか、というのを社会的保障とかそういうのを外して考えてみればある程度の要素に切り分けることができて、それをでは他の方法ではできないのかと言われればおそらく別の方法でもなんらかの形でできることではあると思う。教授になったらなったで失うものも多いだろう。まだまだ僕が正式な職を得るまで、幸運なことにいくらかばかりの時間が残されているので、その間にどういう道に進んでいくのかをはっきりさせるように行動していきたいなと思う。

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