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対話399 アルボムッレ スマナサーラ 『自分を変える気づきの瞑想法【増補改訂版】』

2011.12.21.16:12



読書時間:30分
個人的読みやすさ:A


 無駄でない「思考」もあります。それは、論理的、具体的に事実に基づいて、自分の役に立つこと、人の役に立つことを考える思考です。
 事実、データに基づいて考えることですから結論が出ます。結論が出た時点で、その思考の流れは消えます。(中略)
 無駄な思考をやめる訓練をした人なら、論理的な思考が瞬時にできます。ほとんど間違いのない結論に達することができるのです。いくら考えても終わらない思考は、単なる「無駄」です。
(p.102)


 昔から思考するのが好きだった自分にとって、「思考というのは常に振りかざしていればよいというわけではないのではないか?」という最近の印象は結構革新的だ。

 僕はゲーム脳なので早速これをゲームに例えてみたいと思うが、思うに「思考する」ということはMPを使う立派な魔法みたいなものである。常にそれを常時行っている場合、そのほかの行動(物理攻撃)とかをとる暇がなくなっていくし、「思考」することでMPも減らされていくため精神衰弱になりやすい。逆に余計な思考を減らすことでMPを保存し、ここぞというときに問題解決的な思考能力をどかんと発揮することにつながるのではないか。

 だらだらと思考することにもおそらくある程度の効果はあると思うのだけど、ただ効果がその時に応じてランダムすぎるし、精神力を消耗するというのは体験的にある程度信用性があるなあと思えるので、これからはあんまり無駄なMP消費を避けていくようにしたい。

 これは、将来起こるだろうという予想や約束の話ではありません、腕立て伏せをすれば腕の筋肉がつく、腹筋運動を続ければおなかのまわりの脂肪がとれ腹筋がついてくる、というのにも似たごく当たり前の現実の話なのです。
(p.5)

 心も同じなのです。ある決まり、法則があって、それにのっとって育てなければうまくいきません。
 それはあくまでも「科学的」な方法であって、宗教ではないということだけは覚えておいてください。
(p.19)

 瞑想には、「サマタ瞑想」と「ウィパッサナー瞑想」の2つがあります。(中略)「サマタ」とは「落ち着く」という意味で、落ち着いた静かな心、集中力のある心、仏教の言葉でサマーディ(禅定)をつくる瞑想法です。
(p.21)

「悟り」という言葉を聞くと、何か宗教的なものと感じられるかもしれませんが、悟りとは「ストレスや悩みからの解放」と考えていただければよいと思います。
(p.23)

食べ物についてあまりに神経質な人は、食べ物に対して最初から「怒っている」ようなものです。おもしろがれないのです。
(p.40)

 最近も、イギリスの議会で狐狩りを禁止する法案を議論しているとき法案反対派が強引に議会に乱入し、暴動を引き起こしたりしました。
(p.58)

自分より人が大事なんて、言わないでほしいのです。偽善的な言葉、嘘の言葉は言わないでほしいのです。
(p.72)

 さて、オプション、試し瞑想と書いたのは、この瞑想で自分の心の成長度合いがわかるからです。
 私のきらいな人々、私を嫌っている人々の幸せを願います。本当は、嫌いな命があると、その分、自分の命が危ないのです。
(p.82)

 瞑想すればするほど心は静かに穏やかになり、1日目から人生が幸せに転じ始めると思います。
(p.85)

 人間の心を汚す唯一の原因は「思考」です。このことはすぐには理解していただけないかもしれません。多くの人は「考える」ことこそ人間らしさだと思っているのですから。
(p.95)

しかしなぜエゴがあるのか、という問いには答えがありません。なぜ心が汚れるのかという問いに彼らの答えはないのです。
 しかし答えはあります。それは「感覚があるから」です。(中略)
 ですからこの事実こそが、生命の秘密だとしたほうがよいのです。
(p.115)

 私たちがなぜ能力を開発できないのかというと、それは心の中に怠けがあるからです。怠けをなくす方法がこの5番目のステップです。やり方はいたって簡単、背筋を伸ばすだけです。背筋を伸ばしていると怠けがおきないのです。疲れません。
 背筋は骨盤で伸ばします。背筋の正しい伸ばし方を順を追って説明します。

①床に座るか、椅子の場合は背もたれを使わないで座る。
②お尻をしっかり定めて、お尻にしっかりと力を入れる。
③意識を背中に向けて、お尻からゆっくりとスローモーションで伸ばしていく。たたまれていた背骨を1個1個を積み重ねていくイメージです。そしてそれを実況中継します。「伸ばす伸ばす伸ばす伸ばす伸ばす伸ばす」と実況します。
④力を抜きます。そのときも実況します。「力、抜けます抜けます抜けます抜けます抜けます抜けます抜けます」と実況します。注意していただきたいのは「抜きます」ではなくて、他人事として「抜けます」と実況することです。実況しながら、頭の上からじわじわと、下へ下へと意識をおろしてお尻までもっていきます。
 こうして背筋を伸ばすと、上半身に力みがなく、リラックスした状態で何時間でも伸ばしたままでいられます。
(p.125,127)

座る瞑想をする人の課題は雑念をなすことではなく、退治することです。
(p.149)

 ひとつ、大切なことは、ヴィパッサナー瞑想は楽しく気持ちよくやっていただきたいということです。そういう意味では、何か楽しくなる言葉を選ぶこともいい方法でしょう。
(p.157)

 日常の中のヴィパッサナー瞑想は、仕事中はやらないでください。運転中とか、思考が必要なときは無理です。原稿を書いたりするときはいっぱい妄想しないといけませんね。その瞬間では無理です。
 しかし、マンネリな仕事はいっぱいありますから、マンネリ仕事をやってるとき、必ず瞑想してください。本格的な瞑想になります。
瞑想すればするほど、生命的なエネルギーが、燃料補給のような感じで増えていきます。思考しながら生きていると、エネルギーは減るだけです。仏教のやり方はいつでも、形態をコンセントにさしたままで使っているようなやり方です。使っても使っても充電しているのだから、電池が切れるということはありません。ヴィパッサナー瞑想とは、充電しながら生きることです。必ず幸福になります。
(p.158)

あの世にいる父は想像できません。ですから、「他界した父」といったら、生きている生命ではなく、自分の思い出のみが対象となります。「大空が幸せでありますように」と念じるようなもので無意味なのです。生命が幸せでありますようにということに意味があるのです。
(p.168-169)

 あなたに効果があれば、それを見たまわりの人々は自然に興味を持つと思います。家族や友人なら、最初は興味がなくても強引にやらせてかまいません。それこそ相手に対する親切な行為です。
(p.169)

 瞑想をスローモーションでやってくださいと言いましたが、瞬時に、ありとあらゆるものを認識できるほどの観察能力を育てていただきたいのです。

 眠気には2種類あって、ひとつは、ただからだが疲れて睡眠不足だから出る眠気です。(中略)
 問題はもうひとつの眠気です。こちらは、疲れの生ではなく生まれます。(中略)
 ヴィパッサナーの効果を理解し、眠気に負けずにヴィパッサナーを続けることから、2番目の眠気は消えていきます。
(p.177)

 実況中継の言葉は確実性が大切です。それは絶対に消えない真理を発見するために必要な訓練です。
(p.180)

 苦行ではまったく結果は得られません。苦行するのも、自我でるからね。「俺がやってるぞ」という感じになってしまうでしょう。ものすごくリラックスして、楽しくやっていただきたいのです。
 楽しさを発見すれば、すごく早くうまくいきます。
(p.184)

 疲れについて少しお話しましょう。仕事中など、いろいろなときに疲れが出てきますね。この「疲れが出た」というのは、いろいろな雑念が働いていたということなのです。仕事をしていろいろなことを考えたり悩んだりすると、その時間には疲れがたまるのです。
(p.186)

 瞑想は自由に気楽に、遊ぶようなつもりでやってみてください。どんな結果があるのかなあ、といった感じでトライしてください。ゲーム感覚で遊んでみてください。
(p.199)

 自分の心とからだの観察が十分進んだところで、他の人も同じようなことをして生きているのだと視線を向けてみます。「生きているものは誰もが皆」というように観察をします。
 それまでは、まず自分のことを観察することです。
(p.206)

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