スポンサーサイト

--.--.--.--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

対話402 清野 智昭 『ドイツ語のしくみ』

2011.12.22.14:26


 精神分析の始祖とも言えるフロイトは、自分自身で捉えられない無意識の世界をEs「エス=イド」と名づけました。こうしてみると、esを使った表現が段々と少なくなっているのは、ドイツ語という言葉が無意識なものよりも人間の自我を前面に出す表現を好むようになって来たからだと言えるのではないでしょうか。
(p.121)


 言葉がその文化の人たちに与える影響って果たしてどのくらいなのだろう?という研究を行っているのはおそらく認知言語とか認知心理学らへんなのだろうけど、その中でも主語の構造が与える影響ってのは体感レベルであるなあと思えるので、上記の引用に関しても自分の経験と照らし合わせてなかなか興味深く読んだ。

 というのも、結構日本語で「僕」とか「俺」とかつけるとなんか目障りというか、「この人自意識過剰じゃね?」とか思ってしまうし、「僕」という単語をものすごく使うtwitter上では他の人から「僕僕うっせよwww」みたいに突っ込まれることも稀ではない。

 なんか、僕とかそういう単語を最初にもっていくことで、自分のことを語る蓋然性が高くなるのではないか、もしかして?

 だからたぶんアメリカ人が自分語りとか多く感じる(少なくともそういうステレオタイプがある)のも、いちいち文頭に主語を持ってこなきゃいけないあの言語的構造に起因しているのではないだろうかとか、そういうことを妄想した一日の始まり(もう昼だけど


日本人の姓は地名に由来するものが多いのですが、ドイツ人の姓は職業名が多いのが特徴です。
(p.27)

外来語の場合はだいたい中性名詞になるようです。
(p.57)

ふつう、どの家の中にもトイレがありますから、聞いている人はもちろんどのトイレのことかわかります。ですから定冠詞を使うのです。
(p.61)

 さて、名詞の中には合成語と言って二つ以上の名詞が組み合わさってでき上がっているものもあります。(中略)最後のものが性を決めると覚えておけばよいでしょう。
(p.62)

ドイツ語の動詞句では、同士が最後にあります。日本語と同じなのです。(中略)ドイツ語の文は、句の最後にある同士を主語に合わせた語尾にしながら2番目の位置に動かして作ります。
(p.84)

 ドイツ語の特徴として、動詞が2番目という規則さえ守れば、文の最初が主語でなくてもいいことがあります。たいていなんでも最初に持ってくることができます。
(p.85)


comment

Secret

twitter
プロフィール

×÷

Author:×÷
はらわたに秩序。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。